防犯の図書館

防犯、事件、犯罪心理について

滋賀県大津市にてアパートのドアノブに爆発物か。機動隊が出動、警察は捜査中

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事件の詳細

時間:2月10日午後10時半ごろ

場所:滋賀県大津市内のアパートの一室

内容
アパート在住の塾講師男性(62)が帰宅したところ、ドアノブに紙袋が下がっているのを発見。自分あての荷物と思って室内に持ち込み開封したところ、突然発火。すぐ水で消火し火災には至りませんでした。
男性の通報で機動隊が出動し、周囲の住民を避難させて爆発物を回収。
現在警察は殺人未遂を視野に爆発物を調査中。

爆発物の設置について・犯人像

爆発物、発火物は簡単には作れません。何かしらの手段で学ぶ必要があります。

手間がかかるのなら、犯人としてはもっと社会的影響の大きい場所に設置するのが自然。それをいちアパートの個人宅に設置したことから、被害を受けた塾講師と関係のある人物が犯人である可能性が濃厚です。

残念ながらその生徒も候補から外すことはできないでしょう。高校生がウラン化合物を精製した事件も記憶に新しいです。

今ではネットで知識を得ることが可能な時代。爆発物、発火物が用いられたからと言って犯人の推定年齢を引き上げることはできません。

連続爆発犯ユナ・ボマーに学ぶ

本名セオドア・カジンスキー。1978年~1995年にかけて爆発物による犯行を繰り返した男です。彼はハーバード大学を卒業し助教授になるなど高いインテリジェンスの持ち主でしたが、「産業化社会を崩壊させねばならない」という思想のもと、テクノロジーの最先端である航空会社などを標的とし続けました。

爆弾魔と呼ばれる人物には、このように特定の思想、理念があるケースが少なくありません。

爆発物が設置、そして爆破されれば社会が騒ぐ。自らの社会的影響を報道から実感し、犯人はさらに他のターゲットの探索を始めます。そのような自己顕示欲を満たす要因が爆発物には存在すると言えます。

本事件の犯人は社会的動揺よりは私的な動機に基づいた犯行であるとみられますが、基本的に爆弾魔は精神的には孤独。犯行のエスカレートが危惧されます。

近隣の方々に限らず、不審な郵便物や公共の場に放置された不審物には気を付ける必要があります。

 

 

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